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初学者のための!貿易実務英語あれこれ

貿易実務英語あれこれ その⑭ 英文法の知識(3)

  • 掲載日:2017/8/25
  • 執筆者:関根幸雄 (広島修道大学教授)

3.前置詞
前置詞が苦手な学生は多いようですので、少しでも理解を深めていただくために、間違いやすい前置詞を問題にしてみます。

問題
Thank you for your e-mail ( ) April 10.
(4月10日付けの貴メールありがとうございます。)

博士

学校英語では、日付の前にはonと習うため、onと回答する学生が多いです。
正解はofで、「~付けの」という意味で使われますonは、We received your e-mail on April 10.であれば、「4月10日に」という日付の前のonとして使うことができます。

問題
We are pleased to accept your order ( ) July shipment.
(7月積みで貴社ご注文を受諾申し上げます。)


Julyがあるので、inと思われるかもしれませんが、正解はforとなります。
このfor は7月積みと引き換えに(in exchange for July shipment)というニュアンスのforで、英語の感覚を問う問題です。

問題
The new model is better ( ) quality than the old one.
(新モデルは旧モデルよりも品質が優れております。)


  正解はinで、「~において、~の面で」(in terms of)という意味になり、これも英語の感覚が問われます。

問題
We will place an order ( ) you soon.(近いうちに貴社に注文いたします。)


貴社にということなので、toと思われるかもしれませんが、正解はwithです。
貿易実務英語では、ほかに、We would like to open an account ( ) you.(貴社と取引を開始したい。)、We have to file a claim ( ) you. (貴社にクレームを提起せざるを得ません。)という英文でもwithが使われます。

さらに、正解が2つある問題をやってみましょう。

問題
The shipment will arrive ( ) Yokohama around May 1.
(積荷は5月1日ごろ横浜に到着するでしょう。)


学校英語では、都市など広い地域にはinと習いますので、inとなりますが、atでも正解になります。
atは本来狭い場所の場合ですが、この英文の横浜とは横浜港を暗に指していますので、atも使うことができます。