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初学者のための!貿易実務英語あれこれ

貿易実務英語あれこれ その⑯ 英文法の知識(5)

  • 掲載日:2017/10/27
  • 執筆者:関根幸雄 (広島修道大学教授)

6.冠詞
次の問題をやってみましょう。
問題 We will arrange with our bank to open (a, an) L/C.
(当社取引銀行に信用状を開設する手配をいたします。)カッコに入るのは、aでしょうか、それともanでしょうか。

正解は、letter of creditと読むならば a、L/C(エルシー)と読むならばanとなりますが、一般的にはanではないでしょうか。

問題 The prices are quoted on FOB Yokohama basis.
(価格はFOB横浜条件で見積もられています。)この英文には間違いがあるのですが、どこでしょうか。

実は、FOBはbasisを修飾しておりますので、FOBの前に冠詞が必要となります。その冠詞とはanで、FOB(エフオービー)と読むからです。 この冠詞を忘れてしまう学生がおりますので、注意してください。
また、通関ベースというときに、英語ではon a customs clearance basisとなり、日本語のベースは英語ではbasisとなりますので、この点も要注意です。

7.名詞構文
「当社は貴社の新製品にとても関心があります。」を英訳すると、

We are greatly interested in your new products.
と表現できますが、名詞構文(この場合、動詞+名詞+前置詞)を用いると、
We have (a) great interest in your new products.
となり、英語らしい表現といえましょう。

同様に、「貴社信用状を受領次第、貴社注文品を船積します。」を英訳すると、
As soon as we receive your L/C, we will ship your order.
となりますが、名詞構文(この場合、前置詞+名詞+前置詞と動詞+名詞+前置詞)を用いて、
On receipt of your L/C, we will make shipment of your order.
とすることもできます。

  動詞を用いた基本文から、名詞構文へと応用することにより、表現の幅を広げることができます。

博士