A級の出題例

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問題例1

≪形式:穴埋め式  配点:各問題3点≫

次の各文章について、イ~チの各(  )内にあてはまる適切な語句を解答欄に記入しなさい。

  • 解答は各(括弧)をマウスオーバー/タップして確認出来ます。
  1. 船荷証券裏面には、荷送人が自ら詰め運送人に引き渡したコンテナ内の運送品等について、運送人が荷送人の情報にもとづいて船荷証券の表面に記載した貨物の明細については、運送人は責任を負わない旨の( イ )約款を設けていることがある。あるいは船荷証券の表面に、この裏面約款の代わりに、または重複して、「Shipper’s( ロ ) and count」「Said to( ハ )」の文言を記載して責任を負わないとするのが通例である。
  2. コンテナ輸送には、在来船と異なる特有のコンテナ・ルールがあるが、貨物の揚げ地において、 一定の無料貨物保管期間内(フリータイム)にコンテナ・ターミナルから貨物を引き取らない場合、 CY、CFSより課せられる保管料(コンテナ留置料)を( ニ )という。
    また、Shipper’s Packのために船社より貸し出されたコンテナ、または揚げ地でCYより引き取った コンテナを、一定の無料貸し出し期間内(フリータイム)にそれぞれの地のCYに返却しない場合に 課せられる延滞料を( ホ )という。
  3. 貿易取引の売買契約から発生する紛争の解決方法として、仲裁を選択しようとする場合、 まず検討すべきことは、契約相手国の法が( ヘ )の執行を認めているか否かである。
    紛争解決方法について契約上取決めがない場合は、当事者に対して( ト )を有するいずれの国の 裁判所へも提訴することができる。勝訴した場合の執行の観点からは、提訴は自国地主義とするよりは( チ )主義とすべきであろう。

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