働くママでも夢は叶う!挑戦が自信に

【合格体験記】

  • 貿易実務検定®A級合格
  • 内山奈々様(40代・女性)
  • 会社員

 

貿易実務検定®A級受験のきっかけ

 

過去2年は挑戦できず挫折…今年こそ受験へ

2011年に、現在は廃止されている準A級を取得しました。その後、級の統廃合により、従来に比べてA級が挑戦しやすくなったことを知って、改めて受験を決意しました。しかし、一昨年と昨年は過去問に取り組んでも歯が立たず、途中で挫折して受験にすら至りませんでした。そこで2025年は、合格は難しいとしても、まず受験までは漕ぎ着けようと考え、年明けと共に学習を再開しました。


学習方法(使用教材や参加した講座、工夫した点など)について教えてください!

合格最低点を取るためには「戦い方」も重視

 

 

フルタイムで働く母親である私は、学習に充てられる時間が限られていたため、効率を最優先しました。直近9年分の過去問を徹底的に読み込み、自分なりに出題傾向を分析。そのうえで、範囲が重複する別の資格試験の教材を活用しました。学習は主に出勤前の30分を活用し、家の外(ファーストフード店)で行うことで、自宅では子どもと過ごす時間に専念できるよう工夫しました。

使用した教材は以下の通りです。

 

🌸貿易実務検定A級本試験問題

 

🌸『マーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版テキスト〔第9版〕』

この他にも、通関士試験用の計算ドリルを取り入れ、例年出題される計算問題で失点しないように繰り返し練習しました。書類作成については、出題可能性の高い問題を集中的に反復し、得点源となるようにしました。限られた時間の中でも、戦略的に取り組むことで合格につながったと感じています。

 

『マーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版テキスト〔第9版〕』

資格をどのように活かしていますか?

これまでの「何となく分かったつもり」が解消

 

 

A級の学習を通じて、海上・航空貨物の輸送運賃や、輸入に関わる各種税額の算出方法についての理解が深まりました。この知識は、勤務先において輸出入運賃の節減施策を検討・実行する実務に直結して日々役立っています。これまで“何となく分かったつもり”で処理していた業務が、裏付けをもって説明できるようになり、社内での説得力や信頼性も高まったように思います。今後は、学んだ内容を部署の業務全体の効率化につなげていきたいと考えています。

 

受験を終えて、感想をお聞かせください

試験会場の真剣な空気に圧倒される

試験会場に入ると、付箋とマーカーが目立つテキストを開き、それぞれ追い込みに励む受験生の姿が目に飛び込んできました。その場の緊張感に圧倒され、「この中で自分が上位3分の1に入れるはずがない」と一気に自信を失いました。同じ部屋には欠席者が一人もおらず、皆が本気で臨んでいることが感じられました。試験本番では予想が的中した問題もありましたが、時間が足りず最後まで完答できなかった科目もありました。それでもラスト1秒まで諦めずに取り組みましたが、終了時には、合格の手応えは全くありませんでした。

これから勉強・受験される方へのメッセージ

働く母親として果たした念願

合格を知った瞬間は、喜びよりも驚きが先行し、にわかには信じられませんでした。しかし、フルタイム勤務の母親であっても、自分に合った勉強方法を工夫すれば、長年の夢にも手が届くことを実感しました。子育てなど目の前のハードルを理由に受験を躊躇している方にとって、少しでも励みになればと願っています。乗り越えた先には、きっと今後のキャリアに対する大きな自信が待っているはずです。

 

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