その4:引き合いへの回答

執筆者:関根幸雄(広島修道大学教授)

引き合い(具体的な問い合わせ)に対して、見積もりと仕様書を送る場合の例文を取り上げます。

As you requested, we are pleased to send herewith our estimate and specifications for your consideration.
ご依頼により、ご検討いただくため、ここに当社の見積もりと仕様書をお送り申し上げます

ここでのポイントは、

  1. 「ご依頼により」ですが、従来の参考書にはas requestedという表現が使われております。しかし、誰が依頼したのか不明であるため、相手先であればas you requestedとしたほうがよいと思います。ほかに、at your request、as per your requestもあります。なお、request(名詞)の訳し方について、依頼、要請、要望、請求、要求などがありますが、依頼としたほうが無難でしょう。
  2. send herewith …は、「ここに~を送る」という意味です。このherewithとは、別の英語でいうとwith this(これと共に)となり、法律的な文書では多用されます。
  3. 仕様書は、具体的な内容となる場合、複数形でspecificationsとします。
  4. 「ご検討いただくため」は、for your considerationとしました。なお、「ご参考までに」は、for your information (メモではfor your infoあるいはFYIと略して書くことが多い)、「ご高覧いただくため」は、for your perusalといいます。
前回その3の返答のやり方じゃ。これだけ頭の中に入っていれば、問い合わせを逃すことはなかろう!

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